デイサービスは、食事や入浴、レクリエーションなどを提供する日帰りで利用できる介護施設です。デイケアは、医師の指示のもとにリハビリに重点を置いたサービスをおこなう施設です。
デイサービス・デイケアは基本的には日勤、また日曜休みの施設もあり、育児中の方も働きやすく人気の高い職場です。平均給与は特養などと比較すると低い水準にありますが、時間帯や休日重視の方にはおすすめの求人です。キャプラ介護ナビでは、ご希望の施設や働き方、資格・経験に合わせ、好条件求人をご紹介します。

デイサービスとは、日常生活の介助が主体となるサービスです。介護保険サービスでは「通所介護」と呼ばれ、さまざまな支援・サービスを提供する日帰りの介護施設を指し、介護業界で最も多いサービスです。
利用者宅へ送迎車で迎えに行き、レクリエーションや機能訓練、食事、入浴などのサービス提供を行い、その後は利用者宅へ送り届けます。利用者は、普段、自宅で生活されているため、比較的自立している方が多く、医療行為が少ないのが特徴です。また、利用者が可能な限り自宅での生活が継続できるように支援することがデイサービスの目的です。
デイサービスには定員が設定されており、各施設によって1日あたりの受け入れ人数が決まっています。

デイサービスの入所要件/介護度

・65歳以上の高齢者で要支援1・2または要介護1～5の認定を受けた方

デイケアの特徴

デイケアとは、身体機能の回復・維持、認知機能の改善などを目的にリハビリなどの医療的ケアを中心としたサービスで、「通所リハビリテーション」とも呼ばれます。利用者が自立した生活を送るため、日帰りで食事・入浴・リハビリテーションのサービスを提供しています。
医師やリハビリの専門職が常駐し、医療ケアが受けられることが特徴です。

デイケアの入所要件/介護度

・65歳以上の高齢者で要支援1・2または要介護1～5の認定を受けた方
・40～64歳で特定疾病により、要介護認定を受けた方

デイサービス・デイケアの仕事内容

食事・入浴・排せつなどの利用者の日常生活の介助のほか、利用者が他者とのコミュニケーションをとったり身体機能を維持するための、レクリエーションを企画し、実施します。
利用者の送迎や、外出を含むサービスを提供する場合もあるため、運転免許が必須となることが多くあります。また、デイサービス管理者になると、上記の仕事に加えて、職員のシフト管理やデイサービスの稼働率管理、サービスのレセプト請求業務などをおこなっています。

デイサービス・デイケアで働くメリット

日中に提供するサービスのため、働き方が日勤のみで、提供時間も決まっており、時間外が少ない傾向にあります。そのため、家庭やプライベートとの両立が叶いやすく、規則正しい生活を送りたい方におすすめです。また、デイサービスでのレクリエーションや健康的な食事、入浴をすることを利用者が楽しみにしてくれることや、認知症の症状の進行を防ぐことがやりがいに繋がります。
比較的介護度の低い利用者が多く、身体介助の負担が少なめです。明るく活発な雰囲気の施設が多く、利用者に楽しんでもらうためのレクリレーションや企画を考えるが好きな方に向いている職場です。