小規模多機能型居宅介護
小規模多機能型居宅介護は、1つの事業所が「通い・訪問・宿泊」の3つのサービスを提供し、地域密着で在宅での介護をサポートする施設です。送迎、食事介助や入浴介助、レクリエーションなど仕事内容はさまざまです。小規模多機能は「午前中だけ」などのスポット利用も可能なため、午前のみのパート求人や夜勤専従など、柔軟な勤務形態で募集している求人も多くあります。キャプラ介護ナビでは、ご希望の施設や働き方、資格・経験に合わせ、好条件求人をご紹介します。
特徴
小規模多機能型居宅介護とは、1つの事業所が通い・訪問・宿泊の3つのサービスを提供し、月額定額制で利用できる介護保険サービスのことをいいます。1つの施設で複数のサービスを提供することで、突発的な状況にも柔軟に対応できるという利便性があります。
また、1つの施設で決まった同施設内で職員が必要に応じたそれぞれのサービスを提供するため、 情報共有がしやすいというメリットもあります。
小規模多機能型居宅介護の定員数は、通所介護15名以下・短期入所9名以下となっています。また全体の定員数は30名未満と設定されています。
訪問看護のサービスを組み合わせた「看護小規模多機能型居宅介護」という施設もあります。
入所要件/介護度
・要介護1以上に認定された方で、事業者と同一の市町村に住んでいる方
小規模多機能型居宅介護の仕事内容
<通所介護>
利用者が自宅から通うタイプの施設で、生活介助・機能訓練・リハビリ等を実施します。業務内容は、身体介助・食事介助・入浴介助などの生活介助全般、送迎業務、レクリエーションの実施等があります。
<訪問介護>
スタッフが利用者の自宅へ訪問し、ケアプランに基づいた介護サービスを実施します。業務内容は、身体介助・食事介助・入浴介助などの生活介助全般、安否確認、急変時対応などがあります。
<短期入所>
一時的に施設に入所している利用者に対して、生活介助・レクリエーション・機能訓練・リハビリ等を実施します。業務内容は身体介助・食事介助・入浴介助などの生活介助全般、送迎業務、レクリエーションの実施などがあります。
小規模多機能型居宅介護で働くメリット
「通い」「訪問」「宿泊」と3つのサービスを同時に提供するため、多くの役割をこなす必要はありますが、介護の幅広いスキルを身に付けることができます。また、少人数定員制なので、利用者や他のスタッフ、地域との関わりも多く、個々に応じた細やかな支援が可能でやりがいを感じられます。
利用者のニーズに合わせ、臨機応変に対応するための判断力も高まります。