ショートステイ
ショートステイは、普段自宅で過ごしている要介護の方を受け入れ、生活支援や身体介護、リハビリなどを受けられる施設です。ショートステイは短期入所の施設であるため、利用者さんの入れ替わりが多く、コミュニケーション力が重視される反面、未経験・無資格で応募できる求人も多数あります。
有料老人ホームや特養、老健などに併設している場合が多く、給料や待遇は併設先の施設によって変わる傾向にあります。キャプラ介護ナビでは、ご希望の施設や働き方、資格・経験に合わせ、好条件求人をご紹介します。
特徴
ショートステイは、正式名称を「短期入所生活介護」と呼び、普段自宅で生活をされている方が短期間だけ施設に入所し、介護サービス(食事・入浴・排せつ)や機能訓練・レクリエーション等の提供を受ける施設です。
原則、1回の利用可能日数は連続して30日まで、介護認定期間の半数までという制限がありますが、介護認定の段階ごとに介護保険適用内で利用できる日数は異なります。
利用目的は、普段介護をしているご家族などが出張や入院、精神的・身体的な負担の軽減を図るため、一時的に介護ができない場合に利用可能です。また、医療型ショートステイは、「短期入所療養介護」と呼ばれ、リハビリテーションや医療的ケアなど医療サービスを受けることができます。
医師や看護師の人員配置が手厚い介護老人保健施設や病院、有床クリニックなどを利用するので、医療的ケアを必要とする方でも安心して利用することができます。入所中は医師や看護師、介護職の方からサポートを受け、在宅での療養生活を続けるための機能訓練を受けて過ごします。
入所要件/介護度
・65歳以上の高齢者で要支援1・2または要介護1~5の認定を受けた方
・40~64歳で特定疾病により、要介護認定を受けた方
ショートステイの仕事内容
利用者の入浴介助や排泄介助、食事介助、移動・歩行介助、ベッドメイキングに加え、ご自宅への送迎、レクリエーション、就寝の準備や介助、入退所時の持ち物チェックなどが主な仕事内容です。また、24時間の介護体制の為、夜勤業務もあります。しかし、介護度が低い施設によっては、食事の配膳や見守り、記録の記入がメインのこともあります。
ショートステイで働くメリット
入所前に事前の情報があっても、実際に見てみないと分からないこともある為、短時間で利用者の特徴をつかみ臨機応変に対応するスキルが求められます。また、短期間の利用の為、利用者の入れ替わりが頻繁にあり、いろいろな方とコミュニケーションを取るのが好きな方にとって働き甲斐を感じやすい職場です。また、利用者は直前まで自宅で過ごしていた方が多く、帰宅願望が出てくる方もいる為、上手な接し方を学ぶこともできます。
ショートステイでお仕事をすることで、臨機応変に対応するスキルと経験が身に付きます。